UAEでは不動産ブローカー業の完全外資所有が可能となり、ドバイを中心に新規参入が急増しています。2021年に商業会社法が改正されて以降、外国人が100%所有する不動産仲介会社の設立が一般的な形態となっており、これが不動産業界のさらなる活性化を後押ししています。
現在、ドバイには25,800人以上の公認ブローカーが登録されており、月ごとに過去最高の取引件数を記録するなど、依然として市場の勢いは健在です。価格の伸びは一部で落ち着きがみられるものの、依然として多くの投資家が参入しており、特に欧州からの初参入者がラス・アル・ハイマなど他の首長国にも拡大しているとの報告もあります。