ベトナム、世界的企業の戦略拠点として存在感を強化

ベトナムが外国直接投資(FDI)の主要戦略拠点として、国際企業からの注目を集め続けています。**最近では、産業貿易大臣グエン・ホン・ディエン氏が訪米し、エクセレレート・エナジー、ロッキード・マーティン、スペースX、グーグルなど、米国の主要企業と会談を行いました。

**ベトナムはLNG発電所の開発を含むインフラ共同所有や、ASEAN域内でのエネルギーハブ化を目指しており、規制緩和や税制優遇措置を用意して民間企業の参加を促進しています。**スペースXは15億ドル規模のブロードバンド投資を発表し、ロッキード・マーティンとは衛星打ち上げ計画でも連携を模索中です。

また、**ハンイエン省では約990ヘクタールにおよぶ都市・観光複合施設が着工し、15億ドル以上の投資が進行中。タイの大手企業も同地域への進出を強化しています。**こうした動きは、ベトナムの産業団地がサプライチェーン再編の中核を担い、外国資本の受け皿となっている現状を物語っています。

**2025年4月末時点で、ベトナムは前年比40%増の138億ドル超の外国資本を誘致し、登録件数も14%増加しました。**日本からの投資も5億7,000万ドルを超え、第3位となっています。

成長市場としてのベトナムの魅力が一層高まっており、インフラ開発と投資環境整備が進む中、不動産市場にとっても大きな追い風となる可能性があります。

▼出典
https://vir.com.vn/vietnam-increasingly-central-to-major-fdi-strategies-129136.html

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