マレーシアのオフィス市場は、上昇するコストと働き方の変化によって大きく再編されています。従来型の長期リースや老朽ビルは敬遠され、代わって交通利便性が高いグレードAの統合開発型オフィスやコワーキングスペースが人気を集めています。
特に、MRTやLRT直結のトランジット・オリエンテッド・ディベロップメント(TOD)型のコワーキングスペースは注目を浴びており、利便性や快適な職場環境を重視する企業や若手人材に選ばれています。これは単なる物理的な空間提供ではなく、柔軟性・デジタル化・ウェルビーイング・サステナビリティを重視した新しいオフィス戦略です。
一方、ジョホールバルでは、**ジョホール–シンガポール特別経済区(JS-SEZ)**の始動により投資や取引が活発化。オフィス市場も再評価されており、シンガポール企業の進出や越境ビジネス拡大が期待されています。
このような流れは、マレーシアの商業不動産市場にとって大きな追い風であり、開発業者や投資家にとっては柔軟で革新的なオフィス設計や立地戦略が成功の鍵となります。
▼出典
Rising costs, new work trends reshape Malaysia’s office market

