南中部ベトナムで産業不動産市場が急拡大、新規プロジェクト相次ぐ

南中部ベトナム(ダナン市やクアンガイ、ジャライ、ダクラク、カインホア、ラムドン省など)で大規模な産業不動産開発が相次いで着工し、市場が活気を帯びています。

ダナン市では自由貿易区の構想やインフラ整備が進み、BINコーポレーションによる346ヘクタールの工業団地などが建設中です。ジャライ省では437ヘクタールのフーミー工業団地が着工し、2026年第1四半期に稼働予定。深海港も同時に開発され、国際物流拠点としての地位が期待されています。

さらに、カインホア省では電子・精密機械などのハイテク産業に特化した288ヘクタールの工業団地が建設され、1.6万人の雇用創出を見込みます。ダクラク省ではホアファットグループによる大規模製鉄団地と港湾開発が進行中で、総額4.5兆円超の投資計画が打ち出されています。

サヴィルズによると、2025年前半の中部地域での産業不動産取引件数は前年の約2倍に増加。短期リース需要が中心ながら、インフラ整備・低コスト・税制優遇・労働力の豊富さにより、今後も投資意欲が高まると見込まれています。

ベトナムの南中部は、鉄鋼・電子・物流などの国際産業拠点としての地位を急速に強化しており、不動産投資家にとって大きな魅力を持つ地域となっています。

▼出典
South-central Vietnam’s industrial real estate market heats up with new wave of projects

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