日本企業による不動産投資相次ぐ、住宅市場に高い将来性

※Viet JO記事(2017/08/03 17:01 JST配信)

ベトナムの国内向け投資状況を分析する「計画投資省海外投資局(FIA)」によると、

「2017年上半期の海外直接投資(FDI)認可額で、日本は全体の24.45%を占める50億8000万USD(約5630億円)に上り、94か国・地域で最大となった」

と報じた。
日本企業による不動産分野への投資が相次いでいることが背景にある。

本来日本からの投資は、当初は慎重路線で「石橋を叩く」やり方から始まるのですが、ここに来てベトナム企業の実行力が「堅い」と判断すると、一気に投資の潮目が変わってきている。
その判断の背景にあるのは、ベトナムの中流階級が増え、中流住宅への需要が爆発する気配があるからです。

ただ、問題もあります。
投資の判断から諸々の手続きを経て、竣工に至るまでに2年以上の時間がかかるのが現状。
2年の期間で潮目が変わることもある。
もっとスムーズな手続きができるよう、制度改革が必要です。

全ての制度が整った後の投資は、旨みも減る。
投資のタイミングを間違わないようにしなければなりません。

This entry was posted in ベトナムニュース and tagged , . Bookmark the permalink.

Comments are closed.