ドバイ・サウス地区がアル・マクトゥーム国際空港の1280億ディルハム(約5兆円)規模の拡張計画を背景に、不動産市場の新たなホットスポットとして注目を集めています。2025年の上半期だけで既に150億ディルハム(約6000億円)を超える物件販売が記録されており、前年の全体実績に匹敵する勢いです。
住宅価格はドバウンタウンなどの中心部に比べて約60%安く、Dubai Investment Parkでは1平方フィートあたり約850ディルハム。価格上昇の余地が大きく、中長期の投資先として人気が高まっています。
賃貸需要も急増しており、2025年に入ってから賃料は平均20%上昇。メトロ「ブルーライン」やエティハド鉄道などの交通インフラ整備が進んでおり、今後の利便性向上とともにさらなる地価上昇が見込まれます。
また、1億ドル規模の国際的な不動産投資案件や滑走路の拡張工事など、大型プロジェクトが進行中で、ドバイ・サウスは今後数年間でドバイ・マリーナのような急成長エリアになる可能性があると専門家は見ています。