2025年4月1日、ドバイのウォーターフロント地区「Deira Enrichment Program」の一環として、新たに6つのホテルがオープンしました。運営はフランスの大手ホスピタリティ企業アコーと、バリューホスピタリティパートナーズ、そしてドバイ投資公社(ICD)が共同で行います。
合計999室が追加され、ドバイの中価格帯・経済型宿泊施設の需要拡大に応えるものです。開業したのは、ibis Styles、Aparthotel Adagio、Mercureの既存ブランドに加え、Novotelなどの新ブランド3軒を含む計6軒です。
長期滞在に適したAdagio、地元色を生かしたMercure、デザイン性と手頃な価格のibis Styles、ビジネスとレジャーを融合させたNovotelといった多様なニーズに対応しています。
アコーは現在中東で290軒以上のホテルを展開しており、2028年までに130軒以上の新規開業を計画中。同社はUAEを中東における主要収益拠点と位置づけ、今後も「プレミアムエコノミー」や「長期滞在型レジデンス」などへの進出を加速させる方針です。
観光やビジネス利用の拡大により、今後も中価格帯ホテルの需要は高まると予想されています。