マレーシア投資開発庁(MIDA)は、2025年4月に大阪万博「マレーシア・パビリオン」で開催されたMITI Weekにおいて、総額46億8,000万リンギット(約1,500億円)の潜在的な投資リードを日本企業から獲得したと発表しました。
この成果は、京都・神戸・大阪・東京での戦略的な1対1のビジネス面談により実現したもので、対象分野はスマート物流、化学、半導体、グリーンテクノロジーなど多岐に渡ります。
また、太陽光発電など再生可能エネルギー分野での注目企業であるShizen Energyとマレーシア企業との合弁事業に対して、正式な製造ライセンスと投資認可書も交付され、同国が持続可能な産業拠点としての魅力を高めていることが示されました。
このような動きは、**「国家投資志向(NIA)」や「新産業マスタープラン2030」**の目標に沿ったものであり、日本とマレーシアの経済的信頼関係と技術協力の強化を象徴しています。