マレーシアの複合企業 Oriental Holdings Berhad(OHB) は、ペナンの商業不動産市場への本格参入とホテル資産拡大を目的に、総額 RM4億1100万 規模の投資を発表しました。
まず、OHBは主要株主であるロウ(Loh)家から15階建てオフィスビル「Wisma Boon Siew」をRM4300万で取得予定。さらにRM2556万を投じて、外装・構造補修・電気設備などの全面改修を行い、2026年後半に完成予定です。これにより、OHBはペナンのフレキシブルオフィス・コワーキング市場への足掛かりを得ることになります。
ナイトフランク・マレーシアによると、ペナン島のオフィス供給量は2024年時点で約708万平方フィート。古いビルの再用途化により近年は横ばいが続いていますが、新しいオフィスや柔軟なワークスペースの需要が堅調で、OHBの参入はこのトレンドを捉えた動きとされています。
さらにOHBは、同じくロウ家からベイビュー系列のホテル3軒をRM3億6800万で買収する計画も発表。
- Bayview Beach Resort Penang(RM1億6762万)→「Ascott Batu Ferringhi Penang」に改装
- Bayview Hotel Georgetown Penang(RM1億1000万)→「Oakwood Georgetown Penang」に再ブランド化
- Bayview Hotel Langkawi(RM9100万)→「FOX Hotel Langkawi」として刷新
これらのホテルには計RM2億1073万の改修・ブランド移行費を投資予定で、2026年第3四半期に全案件が完了見込み。完了後、OHBの国内ホテル数は1軒から4軒へ拡大し、海外6軒を含めたポートフォリオの強化が進みます。
OHBはこれにより、不動産・ホスピタリティ両分野での長期的収益基盤を確立し、マレーシア国内の高品質オフィスおよびホテル市場での存在感を一段と高める見通しです。
▼出典
Oriental Holdings enters Penang office market, expands hotel assets with RM411mil deal

