マクドナルド、カンボジア市場への進出を検討 ― 若年層と都市化の進展を背景に

米ファストフード大手 マクドナルド(McDonald’s Corporation) は、カンボジア市場への進出の可能性を正式に検討していることを明らかにしました。これは、同社フランチャイズ・グローバル開発担当上級副社長 アンドリュー・グレゴリー氏 が、カンボジア副首相であり開発評議会(CDC)第一副議長の スン・チャントール氏 との会談の中で述べたものです。

この会談は2025年11月3日、米イリノイ州シカゴのマクドナルド本社で行われ、チャントール氏は都市化の加速、若年人口の多さ、所得水準の上昇、そして政府による外資ブランド支援政策など、カンボジアが国際フードビジネスの有望市場である理由を強調しました。

グレゴリー氏は、新市場進出におけるマクドナルドの「三本柱戦略(Three-Legged Stool Strategy)」を紹介。

  1. 経験豊富で長期的な現地フランチャイズパートナーの選定
  2. 国際基準に沿った安全で高品質なサプライチェーンの構築
  3. 政策安定性と投資環境の整備
    の3点を重視すると述べました。

これに対し、スン副首相は「マクドナルドの投資を全面的に支援する」と述べ、雇用創出、経営ノウハウの導入、食品安全基準の向上など、進出による経済効果に期待を示しました。

マクドナルドは現在、世界100カ国・約4万3,000店舗を展開し、アメリカ・中国・日本が最大市場です。カンボジア進出が実現すれば、同国初の世界的ファストフードブランド出店となり、外食産業の高度化と国際競争力強化が期待されています。

▼出典
McDonald’s considering entering Cambodia market – Khmer Times

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