ベトナムのホテル業界は観光需要の爆発的な増加により、急速な成長を遂げています。2025年の最初の8か月間で外国人観光客数は約1,400万人に達し、前年同期比22%増となりました。政府のビザ規制緩和や観光プロモーションが追い風となり、主要都市のホテル稼働率はパンデミック前を上回る水準に回復しています。
特にハノイでは平均稼働率が78%を突破し、客室単価も2019年を超える111ドル以上に上昇しました。ホーチミン市でも16,600室以上のホテル供給と61%の稼働率を記録し、新規ホテルの開業も相次いでいます。さらに、ハイフォンやダナンでは国際ブランドホテルの進出が続き、最新設備を備えた高層ホテルの建設が観光の活況を支えています。
一方で、交通インフラの不足や運営コストといった課題も残されています。しかし専門家は、戦略的立地での開発や持続可能性・文化体験を重視した長期的投資が今後の成長を支えると指摘しています。
今後も観光政策の後押しと国際観光の拡大により、ベトナムのホテル市場はアジア有数の投資先としてさらなる発展が期待されています。

