ベトナム、グローバル投資戦略の中核に浮上

ベトナムが外国直接投資(FDI)の有望地としての存在感をさらに強めています。

アメリカの大手企業であるExcelerate Energy、ロッキード・マーチン、SpaceX、Googleとの会談を通じ、エネルギー、宇宙、デジタルサービス分野での連携が進められています。特にExcelerateとの提携により、ベトナムがLNGハブとしてASEAN地域の中核を担う構想が浮上しています。

また、SpaceXは15億ドルを投じて地上局を整備し、広帯域インターネットの普及を進める計画を発表。Googleも現地企業との連携を進める方針です。これにより、通信・デジタルインフラの拡充が期待されます。

加えて、北部フンイエン省ではIDGキャピタルらによる15億ドル規模の都市・観光複合施設の建設が始動。さらに、タイのアマタやWHAグループも新たな投資契約を締結し、工業団地の拡張が進められています。

2025年第1四半期にはFDIが前年比40%増の138億ドルに達し、日本、シンガポール、中国などからの投資が活発です。行政手続きや人材育成の課題は残るものの、ベトナムのインフラ整備と積極外交は投資家の信頼を獲得しつつあります。

今後のベトナム市場は、産業・観光開発とデジタルインフラが両輪で進展することが期待され、不動産を含む幅広い投資機会が広がっています。

▼出典
https://vir.com.vn/vietnam-increasingly-central-to-major-fdi-strategies-129136.html

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