2025年第1四半期、アジア太平洋地域における商業不動産への越境投資額は95億米ドルで、前年同期の2倍に達しました。
特にマレーシアへの投資関心が急上昇しており、クアラルンプールやペナン州の工業回廊、ジョホール州の物流センターに対する投資が活発です。
マレーシア経済は、政治の安定や規則の透明性向上、そしてインフラ整備の進展によって、外国企業にとって魅力的な投資先となっています。特にクアラルンプールの商業施設や高級住宅市場は、富裕層や外国企業の駐在員に人気です。
また、不動産投資信託(REITs)市場も成長を続けており、投資家に多様な投資手段を提供しています。こうしたポジティブな市場環境は、マレーシアをアジア太平洋地域の中でも注目の投資先へと押し上げています。