マレーシアの不動産開発大手 Eco World Development(エコ・ワールド) は、 ジョホール州の約132エーカー(約56万㎡)の工業用地 を マイクロソフト関連会社 に 6億9400万リンギット(約233億円) で売却すると発表しました。
マイクロソフトは今後数年間で 22億ドル(約3290億円) をマレーシアに投資する計画の一環として、 エコ・ワールドのビジネスパーク内にデータセンターを建設 する予定です。これにより エコ・ワールドのビジネスパークの魅力が向上 し、同社の株価は 3.7%上昇 しました。
エコ・ワールドは 昨年もデータセンター事業者に13億リンギット(約438億円)相当の土地を売却 しており、マイクロソフトやプリンストン・デジタル・グループへの土地売却を続けています。
マレーシアは 不動産価格の手頃さ と 豊富な電力供給 により、 東南アジアのデータセンター拠点 として成長中。AIやクラウドの普及に伴い、 アマゾン、グーグル、オラクルなどのハイテク大手 も拠点を拡大しています。
エコ・ワールドは 住宅・ビジネスパーク・高層マンションの開発 も手がけ、 メルボルン、ロンドン、シンガポール、シドニー にも拠点を展開。データセンター事業者への 土地売却と長期リース契約 により、さらなる収益拡大が見込まれています。