2026年アジア太平洋地域の不動産市場が安定化:成長を牽引するベトナム

Savillsの最新レポートによると、2026年のアジア太平洋地域の不動産市場は、賃貸需要の回復などにより安定化の兆しを見せています。中でもベトナムは、強固なマクロ経済と内需拡大を背景に、最も有望な市場として注目を集めています。

ベトナムの経済成長は著しく、2025年にはGDP成長率8%、一人当たりGDPは5,026米ドルに達しました。これにより、消費の拡大とともにオフィス、小売、物流など各不動産セクターの需要が大きく押し上げられています。現在、同国への投資は単なるコスト重視から、テクノロジーや現代物流といった高付加価値産業へとシフトしており、不動産需要もより高品質で持続可能なものへと変化しています。

また、記録的な水準に達した海外直接投資(FDI)に加えて、高速道路や新空港などの大規模なインフラ投資が進んでおり、これらが中長期的な不動産市場の強力な成長エンジンになると期待されています。

2026年の同地域の不動産投資総額は7%増と予測されており、実体経済の成長とインフラ整備が着実に進むベトナムは、長期的な投資先として引き続き高い優位性を保つ見込みです。

▼出典
Asia Pacific Real Estate Stabilises In 2026: Viet Nam Emerges As A Growth Leader – VCCI – Vietnam Chamber of Commerce and Industry

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