カンボジア上院議長フン・セン氏は、7月の会談で日本のミネベアミツミ(MinebeaMitsumi Inc.)によるカンボジアでの投資拡大を全面的に支持しました。同社は14年にわたり国内で事業を展開し、経済発展の重要な担い手となっています。
会談では、ミネベアミツミの貝沼由久会長兼CEOが、2025年12月にプルサット州で新たな大規模工場を稼働し、2026年に国際市場向け新製品を投入する計画を発表しました。フン・セン氏は、プルサット州の交通網や電力供給の整備を評価し、事業拡張を歓迎しました。
また、同社が指摘したカンボジア・タイ国境の閉鎖によるサプライチェーンへの影響について、上院議長は一時的な支援措置の検討を約束し、外資企業の円滑な事業環境を重視する姿勢を示しました。