ベトナム北部のハイフォン市は、7月15日の**投資促進会議(2025年版)**で、国内外合わせて32件のプロジェクトと7件のMOU、総額156億ドル超の投資登録資本を獲得しました。会議には米国・ドイツ・韓国・シンガポール・日本など21のAPEC経済圏から250名の国際代表団を含む1,000名以上が参加し、ハイフォンが国際投資の中心地としての存在感を高めていることを示しました。
投資分野は、工業団地インフラ、港湾・物流、高度製造業、都市開発、エネルギーなど多岐にわたり、ラチュヒエン深海港のバース9〜12(約10億ドル規模)建設や現代ケフィコの自動車部品工場など戦略的プロジェクトが含まれます。
さらに、国家議会決議226号(2025年6月27日公布)に基づき、自由貿易区や南部沿岸経済区の開発支援が進められ、ハイフォンを北部最大の輸出拠点かつ国際物流ハブとして成長させる制度基盤が整いました。
これにより、ハイフォンは投資環境の透明性向上とインフラ拡充を武器に、次の10年で地域経済の成長エンジンとして躍進する見込みです。
▼出典
https://vir.com.vn/haiphong-attracts-156-billion-in-investment-132628.html