ドバイ不動産市場、2025年4月に過去最高の売上を記録 — パーム・ジュベル・アリがけん引

2025年4月のドバイ不動産市場は、前年比94%増となる約621億ディルハム(約2.6兆円)の取引額を記録し、過去最高の売上を達成しました。

特に注目を集めたのは**パーム・ジュベル・アリ(PJA)で、全体の取引額の約19%を占めるなど、大型案件として市場を牽引しました。また、エマール社が手がける「ザ・オアシス」**の高価格帯物件も13%を占めており、これら2プロジェクトは合わせて売上の3分の1以上に貢献しています。

興味深いのは、PJAとザ・オアシスが全体の契約件数では2%未満と4%未満にとどまっている点で、それだけ1件ごとの単価が高いことがわかります。

また、物件の引き渡し前に購入する「オフプラン(未完成物件)」の取引も活況で、開発業者からの直接販売が引き続き主流となっており、4月の取引額は前年比124%増の342億ディルハムに達しました。

今後も「ブランディングされた未来型コミュニティ」に対する投資家の関心が高まる中で、ドバイの不動産市場はさらなる成長が期待されています。

▼出典
https://gulfnews.com/business/property/dubai-property-markets-sets-new-sales-record-in-april-palm-jebel-ali-dominates-1.500117355

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