ベトナム政府がダナン市に自由貿易地域(FTZ)制度の導入を認めたことで、同市への投資が加速しています。これにより、大規模都市開発やリゾート施設、商業施設の建設が次々と始動しています。
中でも注目されるのは、総事業費約4億6000万ドル、97ヘクタール規模の「トゥアンフック・ダナン新都市開発」で、約15年の計画期間を経て2024年3月に着工されました。また、長年停滞していた不動産マリーナ複合施設の開発や、高層ホテル・アパートメントなどのプロジェクトも再始動しています。
さらに、1.76億ドル規模の国際リゾート施設やITパークの整備など、ダナン市全体での投資総額は40億ドル規模にのぼっています。FTZでは、生産、流通、物流の3機能を持つゾーンの整備が予定されており、土地代や法人税の優遇措置が最大70年間提供される予定です。
IT・半導体・ライフサイエンス分野でも、国内外からの期待が高まっており、今後の都市成長と産業集積の中心地としての可能性が注目されています。
▼出典
https://vir.com.vn/danang-ftz-policy-drives-investment-surge-126554.html