ベトナムは輸出市場の多角化と国際貿易連携強化を狙い、2025年9月4〜6日にホーチミン市で「Vietnam International Sourcing 2025(VIS 2025)」を開催します。会場には農産・食品、消費財(繊維、履物、木製品、包装など)、支援産業、加工品の4分野から400社以上が出展し、12,000点超の商品を展示予定です。
米国・EU・日本・韓国などの大手バイヤーに加え、中東など新興市場からも300超の国際購買団が来訪予定。イベントでは専門セミナーや工場・原材料産地の視察、観光体験も実施され、商談機会を創出します。
ウォルマートは今後も調達団を派遣する方針で、ベトナムの生産能力と品質対応力を高く評価。また、中国の果物大手パゴダグループ、ジョルジオ・アルマーニ、セントラルリテール、ルルグループなども参加し、農産品からファッションまで幅広い分野で調達拡大や協力強化を検討しています。
主催者は「多くの高付加価値の協力契約が期待でき、ベトナム輸出の新たな成長段階となる」としています。