マレーシア・マラッカ州では、観光業の急回復により、ホテルやサービス付きスイートなどホスピタリティ関連プロジェクトが増加しています。新たな航空路線やクルーズ船の就航によりアクセスが改善されたことで、需要が急増しています。
この流れに乗り、開発会社Yong Tai Bhdは子会社YTB Impression Sdn Bhdを通じて、Taghill Holdings傘下のTaghill Landと共同開発契約を締結しました。開発対象は、マラッカの統合型タウンシップ「Impression City」内に建設されるサービス付きスイート「The Dawn」で、全648室、推定開発価値は1億8,331万リンギット(約57億円)とされています。
Taghill LandはこれまでもYong Taiと複数の成功事例を持ち、Courtyard by Marriott Melakaなどの開発経験も豊富です。今回のパートナーシップにより、Yong Taiは資金面の負担を軽減しつつ、利益分配も得られる仕組みとなっています。
工事は2025年第3四半期に再開予定で、2027年末の完成を目指しています。