ドバイ、2025年に73,000戸の新規住宅供給へ―堅調な市場と高い利回りに投資家注目

不動産コンサルCavendish Maxwellによると、ドバイは2025年に73,000戸の新規住宅供給を予定し、2028年までに累計30万戸が供給される見通しです。
2025年第1四半期には42,000件の不動産取引が行われ、総額は約311億ドル(AED 1144億)に達し、前年同期比で23%の増加となりました。

価格は安定傾向を見せているものの、米ドル安や高い賃貸利回り(平均7.3%)が、国内外の投資家の関心を維持しています。
特にオフプラン物件(建設前販売)が市場の70%を占め、前年より32%増加。一方、既存物件の取引も堅調で、6.6%の成長を見せています。

平均価格は1平方フィートあたりAED 1,535で前年同期比16%上昇。
住宅タイプでは、アパートメントが全体の75%を占め、タウンハウスが17%、ヴィラが7%でした。

JVC(ジュメイラ・ヴィレッジ・サークル)が供給数・取引数ともに最多で、今後も注目エリアとなりそうです。
また、DAMAC IslandsやThe Valleyといった新興住宅地でも販売が活発化しており、地域全体の分譲・賃貸両市場が拡大中です。

住宅賃料は前年より14.4%上昇しながらも、四半期ベースでは1%の伸びに留まり、供給増による価格調整が進みつつあると見られています。

利回り上位にはDubai Investments Park(10.3%)、International City(9.1%)などが名を連ね、依然として高水準の収益性を維持しています。

▼出典
https://timesofindia.indiatimes.com/business/international-business/dubai-to-add-73000-new-homes-in-2025-as-property-sales-reach-31-billion/articleshow/121626590.cms

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