カンボジアの公共事業・運輸省(MPWT)と国際協力機構(JICA)は、カンボジア最大の港であるシアヌークビル港(PAS)を地域の港湾および物流拠点に発展させるためのマスタープランについて協議を行いました。
この計画は、物流システムの能力と品質を向上させ、輸送コストの削減と競争力の強化を目的としています。PASの取扱貨物量は2024年に前年より約22%増加し約960万トンに達し、純利益も24%増の約1億1,038万ドルとなるなど、力強い成長を遂げています。
今回の開発計画は日本政府の技術協力プログラム(2025年度)に正式に採択され、地域経済の成長とともにカンボジアの「2050年高所得国化」目標にも寄与する重要なステップとなります。