VIET JO 2016年10月20日付けのニュースより
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香港に拠点を置く生命保険会社AIAは、アジア太平洋地域15か国・地域を対象に成人の健康生活指数(Healthy Living Index)の調査結果を公表した。
それによると、ベトナムの点数は67点と調査対象国・地域の平均点64点を上回り、国民が健康に暮らす国で3位となった。
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ベトナムは、1975年のベトナム戦争終戦から、ドイモイ政策を経て、経済国家に変貌を遂げようとしています。
まだ、外資の助けが必要ではありますが、着実にその力強さが増してきています。
特にベトナム人富裕層の一番の感心事は、
- 子供の学費(海外留学)
- 健康
です。
お金に困らないベトナム人金持ちは、その有り余る貯蓄を上の2点に集中させる傾向があります。
しかし先の生命保険会社AIAのレポートによると、急激な食生活の変化(昔の日本同様、fast foodの浸透や偏食からくる肥満)に危機感を持っている人が、確実に増えて来ていると警告を発しています。
自分自身の健康に対するアンケートでは、
- 「何か健康に良いことを実践している」と回答した人はわずか2%
- 「健康改善のために何もしていない」と回答した人は22%
- 「健康に悪い習慣を続けている」と回答した人は81%
男性の喫煙率は、40%を越えています。
お腹がどっぷりと贅肉でつき出した中年男性がほとんどです。
おまけに子供の肥満率が急増しています。
この急激な変化に対し、ベトナム人自身は危機感を持っています。
ですので、お金持ちから順に、健康にお金を掛ける人々が増えています。
日本への「ガン検診ツアー」など、企画をすれば流行る勢いです。
そして今後は、意識するところからいかに行動に移すかが課題となりそうです。