カンボジア開発評議会(CDC)の発表によると、2025年1月から4月にかけて、カンボジアでは総額34億ドル(約5200億円)相当の固定資産投資が承認され、前年同期比で34%の増加となりました。
この期間に承認された投資案件は231件で、前年の128件から約80%増加しており、約159,000人の雇用が創出されています。
主なプロジェクトには、自動車関連設備や医療機器の製造工場、ソーラーパネルの製造工場、観光リゾート施設などが含まれており、インフラと製造業への投資が目立ちます。
最大の外国投資国は中国で、引き続き存在感を示しています。また、カンボジア政府は、**中国・韓国・UAEとの自由貿易協定や地域的な包括的経済連携(RCEP)**が外国直接投資を呼び込む鍵であるとしています。
今後、これらの投資はカンボジア国内への資本流入だけでなく、新技術や雇用機会の創出にもつながると期待されています。