アブダビ観光文化局(DCT)とエティハド航空が共同で展開する「ストップオーバー・プログラム」により、2025年第1四半期の訪問者数は44,000人に達し、前年同期比で76%増加しました。これにより、エティハド航空は2025年通年で13万人超のストップオーバー訪問者を見込んでいます。
同プログラムは、乗継便を利用する旅行者がアブダビで1泊以上滞在し観光を楽しめる内容で、平均滞在期間も延びる傾向にあります。2024年には85,000人の訪問者を記録し、2023年の12,000人から急拡大しました。
この成長は、「アブダビ観光戦略2030」とも連動し、2030年までに年間3,930万人の観光客誘致、17.8万人の新規雇用創出、GDPへの900億ディルハム(約3.5兆円)貢献を目指しています。
主な訪問者層は、米国、カナダ、英国、ドイツ、フランス、インド、日本、韓国などのエティハド航空の主要市場からの旅行者。アブダビではサディヤット文化地区の新施設「チームラボ・フェノメナ・アブダビ」など、文化・体験型の新コンテンツも観光魅力を高めています。