UAE、海外観光客消費額で世界トップ7入り

世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)の最新データによると、アラブ首長国連邦(UAE)が海外からの観光客消費額で世界トップ7に入り、世界有数の観光大国としての地位を確立しました。

ドバイのシェイク・ムハンマド首長はこの成果を「国家経済の強さと多様性を示す新たな指標」と称賛。昨年の海外観光客による消費額は2,170億ディルハム(約9.5兆円)を超え、国内観光客の消費額も570億ディルハム(約2.5兆円)に達したと発表しました。

2025年の見通し WTTCは、2025年もUAEの観光部門は好調を維持すると予測しています。

  • 経済貢献額: 2,675億ディルハム(約11.7兆円)に達し、GDPの約13%を占める見込み。
  • 雇用: 観光部門の雇用者数は今年、約100万人に達する見込み。年末までには92.5万人以上の雇用を支えると予測されています。
  • 国内観光: 国内旅行者の消費額も600億ディルハム(約2.6兆円)の新記録に達すると予測されています。

WTTCのジュリア・シンプソンCEOは、「UAEは最先端のスマートシティ、優れたホスピタリティ、円滑なビザ制度により、戦略的ビジョンが経済成長をいかに牽引するかを示すモデルとなっている」と評価しています。

▼出典
UAE ranks among top 7 global destinations for international tourist spending

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