大阪・関西万博が日本とマレーシアの経済関係を深化—脱炭素・デジタル分野で長期連携強化へ

2025年大阪万博は、日本とマレーシアの経済協力を新たな次元へと引き上げる起点として機能しています。
JETROクアラルンプールの高野浩一所長は、脱炭素、再生可能エネルギー、デジタル、ハラール、高付加価値サービス分野での日本からの投資拡大に期待を寄せています。

マレーシアは2025年のASEAN議長国でもあり、「アジアゼロエミッション共同体(AZEC)」構想の実施拠点としても注目共同クレジットメカニズムの交渉進展により、日本の環境技術が導入される可能性も広がっています。

さらに、製造業(電機・食品加工・機械など)の業績はASEAN平均を上回り、日系企業のマレーシア市場への信頼も上昇中。
地域統括拠点としての進出、税制優遇やコスト競争力、サプライチェーンの強靭化といった側面が評価されています。

JETROは人材育成分野でのTVET(職業技術教育訓練)改革にも注目しており、日馬間の教育・労働協力も継続強化される見込みです。

▼出典
https://www.nst.com.my/business/corporate/2025/07/1242507/expo-2025-osaka-elevates-japan-malaysia-economic-relations

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