2025年6月26日、マレーシアのアンワル首相がプトラジャヤのプレシンクト19で、新たなスマートシティ開発プロジェクト「コタ・マダニ」の始動を正式に発表しました。
本プロジェクトは総額40億リンギット(約1,300億円)規模で、政府資金を初期に使用せず、公民連携によるBLMT(建設・賃貸・維持・譲渡)モデルで推進されます。
1万人規模の高密度住宅(約3万人収容)や、AI・スマートインフラ・グリーンモビリティが導入される予定です。
さらに、TVET教育機関や学校、クリニック、警察署、モスク、金融機関など多様な公共施設も整備され、地域の文化を反映したデザインとなります。
第1フェーズは2025年9月に着工、2027年末に完了予定。
これは「マレーシア・マダニ」ビジョンと「CHASE都市」(清潔・健康・先進・安全・持続可能)の実現に向けた政府の重要な一歩であり、国内外の不動産投資家にとっても注目すべき開発事例となっています。