2025年6月の国連貿易開発会議(UNCTAD)報告によると、アラブ首長国連邦(UAE)へのFDI流入額は前年比48%増の450億ドル(約1670億ディルハム)に達し、地域全体の37%を占める結果となりました。これは、中東・北アフリカ地域に流入した外国投資のうち、3分の1以上がUAEに集中したことを意味します。
シェイク・モハメッド副大統領兼ドバイ首長は、「UAEは昨年、米国に次いで世界第2位の新規FDIプロジェクト数を記録した」と述べ、ビジネス・イノベーション・投資のグローバルハブとしての地位を確立していると強調しました。
UAE政府は、今後6年間で1.3兆ディルハム(約3,600億ドル)のFDI誘致を目標とし、強力な開発ビジョンとチーム体制のもと、さらなる経済発展を進めています。
このような投資流入の急増と経済政策の安定性は、不動産市場にも波及効果を与え、海外投資家にとって大きな魅力となっており、ドバイを含むUAE全体の不動産需要のさらなる高まりが期待されます。