ドバイ、「世界一高いメトロ駅」含むブルーライン建設進行中―インフラ拡充で未来都市へ前進

ドバイでは現在、総工費約180億ディルハム(約5,400億円)規模のメトロ新路線「ブルーライン」の建設が進行中で、2029年のドバイメトロ開業20周年に合わせて完成予定です。このプロジェクトは市内14の新駅を加える大規模インフラ開発で、2030年には1日20万人、2040年には32万人の利用者を見込む計画です。

中でも注目されるのは、**ドバイ・クリーク・ハーバーに建設される高さ74mの「世界一高いメトロ駅」**で、設計はブルジュ・ハリファを手がけた米国建築事務所が担当。貝殻をモチーフにした外観と「地・水・火・風・遺産」をテーマにした内装デザインは、ドバイのアイコニックな建築群に新たな象徴を加える存在となりそうです。

Emaar Propertiesが駅の命名権を保持し、他駅もブランド名がつけられる予定。また、各駅にはバス停、タクシー乗り場、電動スクーターラック、自転車エリア、バリアフリー対応施設が設置され、市民や観光客の利便性が大幅に向上します。

このプロジェクトは空港と都市主要エリアを最短10〜25分で結ぶ交通網の一部として機能する見通しで、不動産開発や投資の新たな促進要因として注目されています。

▼出典
https://www.thesun.co.uk/travel/35370521/worlds-tallest-train-station-opens

This entry was posted in 新着情報. Bookmark the permalink.

Comments are closed.