日本企業「Nokyo Tourist Regional Co-Creation Business Division」が、カンボジアの農業分野への投資に強い関心を示しました。首都プノンペンの平和宮殿で行われた上院議長フン・セン氏との会談で、同社CEOの戸立彰氏は、カンボジアの農業分野における協力の可能性を強調し、日本のスマート農業技術を活用した人材育成支援を提案しました。
フン・セン氏は、日本からの投資と協力に感謝し、カンボジアの農業分野の成長を強調。特に農産物の加工産業の拡大が必要であるとし、米やカシューナッツなどの原料輸出に依存する現状を改善するため、日本企業の協力を求めました。
この会談を受け、戸立氏はさらなる調査とカンボジア政府との協議を進め、日本からの投資促進を目指す考えを表明しました。これは、カンボジアの農業産業における新たな協力関係の構築に向けた重要な一歩となるでしょう。