カンボジアでは、観光の拡大・インフラ整備・外国からの投資が不動産市場の成長を支える3本柱として注目されています。観光客の「数」だけでなく「質」、つまり高額消費者の誘致が特に重要視されています。
2025年7月には首都プノンペンに新国際空港「テチョ国際空港」が開業予定で、年間1,300万人の旅客対応能力を持ち、より多くの国際便の就航が見込まれています。エミレーツ航空やトルコ航空、エティハド航空などのフライトも計画中で、日本との接続便(経由あり)も復活予定です。
インフラ面では、都市鉄道や高速鉄道、モロドック・テチョ陸橋などが建設中で、これらが周辺の住宅・商業開発を加速させています。
さらに、10月には世界的なゴルフ大会「LIVゴルフ」がプノンペンで開催予定で、富裕層観光客の誘致と国際的な注目を集める好機となっています。
戦略的なインフラ投資と高付加価値観光の推進が、カンボジアの不動産市場を長期的に後押しする可能性が高まっています。