2025年に入り、ベトナムの不動産市場は地域・セクターを問わず安定した動きを見せています。その背景には、堅調な消費者心理や輸出の好調、そして安定した政治情勢があります。
ホーチミン市やハノイのオフィス市場は、テクノロジーや研究開発などの高付加価値産業に支えられており、以前のような不安定な需要構造から脱却しつつあります。
また、住宅市場は今も「住むための需要」が強く、手頃な価格帯の物件に対する需要が継続しています。不動産が株式などと比べて安全な資産と見なされていることも、購買意欲を下支えしています。
現在、多くの投資家や開発業者は様子見の姿勢を取っており、政府間の交渉の進展が今後の方向性を左右すると見られています。
▼出典
https://vir.com.vn/vietnam-real-estate-market-holds-steady-amid-tariff-uncertainty-126101.html