2025年に開通予定のドバイ・メトロ「ブルーライン」が、不動産市場に新たな波を生んでいます。これまで注目度の低かったDubai Silicon Oasis、Academic City、Mirdifといった地域が、利便性向上と生活環境の充実を背景に、購入・賃貸需要が急増しています。
A1 Propertiesによると、これらのエリアでは中間所得層や初回購入者の関心が特に高く、インフラ整備と共に将来的な資産価値の上昇も期待されています。また、住宅価格は前年同期比5.6%上昇、特にヴィラ価格は7.9%の急伸を記録しました。
賃貸市場も活況で、家賃は今後も上昇が予想され、1ベッド平均Dh80,000、2ベッドはDh125,000に達しつつあります。外国人投資家（特にインド・英国・ロシア）が全体の58％以上を占める中、交通アクセス良好な地域が2026年以降も高利回りを維持する見込みです。
