カンボジアのバンテイメンチェイ州セレイ・サオポアン市で進行中の「第2次上トンレサップ統合都市環境管理プロジェクト」が、2026年4月20日時点で95%の完成度に達しました。アジア開発銀行(ADB)の融資を受けた本インフラ整備事業は、間もなく全工程が完了する予定です。
本事業は、都市の液体・固形廃棄物管理システムの全面的な改修を目的としています。具体的には、総延長110.91kmの下水管と6.88kmの雨水排水管の敷設に加え、日量3,500立方メートルの処理能力を持つ新たな下水処理施設が建設されています。また、浸出水処理による地下水汚染防止などの最新環境対策を備えた、総容量17万立方メートルの近代的な埋め立て地も整備されました。
このプロジェクトの完成により、地域住民に衛生的で清潔な生活環境が提供され、水系感染症の減少が期待されています。同時に、都市の廃棄物や排水を適切に管理することで、同国の重要な自然資源であるトンレサップ湖の生態系保全にも大きく貢献します。

