カンボジアと日本、金融分野での連携強化を協議

カンボジア国立銀行(NBC)は、日本の金融機関との協力をさらに深めるための会談をプノンペンで開催しました。会談では、金融イノベーションの促進、規制遵守の強化、長期的投資の支援などについて意見交換が行われました。

NBCのチア・セレイ総裁は、日本のGlobal Finance and Technology Network(GFTN)代表・鬼頭武志CEOを迎え、カンボジアのフィンテック分野の発展を紹介。特に、国内外で高く評価される「Bakong」決済システムの成果を強調し、日本とのさらなる技術協力を呼びかけました。

また、同日に**三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下のハッタ銀行(Hattha Bank Plc)**の山本健一株主代表とも会談を実施。山本氏は、長期的な投資・持続的成長への支援を継続する姿勢を示し、NBCの規制に完全準拠することで銀行の信頼性を高めると述べました。

セレイ総裁は、日本側の信頼と協力に感謝を表し、デジタル技術を活用した金融商品開発の推進を要請。日本の専門知識と投資は、カンボジアの金融の安定性・革新性・外国投資誘致を支える重要な柱になると期待されています。

▼出典
Cambodia, Japan discuss strengthening banking ties – Khmer Times

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