YTLコープの37億リンギット規模「Brabazonプロジェクト」、英国の次世代ニュータウンに選出

マレーシアのYTLコープが英国ブリストルで進める大規模都市開発「Brabazon(ブラバゾン)」が、英国政府の「New Towns Taskforce(ニュータウン計画)」の対象12地区の一つに選ばれました。

このプロジェクトは英国最大の民間単独開発による再開発事業で、総開発価値は約65億ポンド(約370億リンギット)。元フィルトン空港跡地(約154ヘクタール)に建設され、最大25,000戸の住宅20,000人収容のコンサート会場360万平方フィート超の商業スペースなどを備えた、持続可能で文化・雇用が融合する都市を目指しています。

YTLはこれまでに**約4億ポンド(約22.6億リンギット)**を投資し、すでに350戸以上が入居済み。今後は新鉄道駅の整備(ブリストル中心部まで15分)など、交通インフラ支援も予定されています。

完成後は3万人の雇用創出と**50億ポンド(約282億リンギット)**の経済波及効果が見込まれ、地域経済を牽引する存在となる見通しです。中心には2028年開業予定のアリーナと新都市公園「Brabazon Park(6.07ヘクタール)」が整備される予定です。

▼出典
YTL Corp’s RM37bil Brabazon project named among UK’s next-gen new towns

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