韓国財閥 ヒョソン(Hyosung)グループの子会社 HS Hyosung Quang Nam Co., Ltd. は、ベトナム中部都市ダナンにおいて、産業用ヤーンや自動車内装材の生産に数億ドル規模の新規投資を検討していることを明らかにしました。
同社は2018年に旧クアンナム省と総額13億ドルの投資覚書を締結し、タムタン工業団地でタイヤコード布やエアバッグ用生地工場を建設。これまでに累計4億7,000万ドル超を投資し、直接雇用1,000人以上、地元請負業者を通じた間接雇用も数千人創出しています。
2025年には20ヘクタールの追加用地契約を予定しており、タイヤコード生産の拡張を進めます。さらに、新たなプロジェクトとして、自動車部品・高機能素材関連に特化した追加投資が近く決定される見込みです。
ヒョソン側は、ダナンの港湾・空港インフラの充実、行政改革の推進、デジタル産業強化方針を高く評価しており、科学技術、AI、半導体、製薬、観光産業などに韓国企業の関心が集まっていると指摘しました。
一方で、土地補償や地代設定の遅延が課題として残るものの、ダナンはFDI(外国直接投資)の新たなハブとして期待され、今後も韓国企業を中心に投資拡大が見込まれます。
この動きは、ベトナム中部の不動産・産業市場の国際的魅力をさらに高める追い風となっています。
▼出典
S Korean chaebol Hyosung to invest hundreds of millions of USD more in Vietnam’s central hub

