日本企業がベトナム市場への投資を加速しています。イオンは2030年までに店舗数を現在の8倍となる100店へ拡大する計画を発表しました。さらに、フジマートを展開する住友商事も2028年までに店舗数を50店まで増やす方針です。
また、日本企業によるベトナムへの生産移転も進行中で、ベトナムはASEAN諸国の中で日本企業の進出が最も多い国となっています。半導体原料、バイオマス発電、飲料製造など、多岐にわたる分野で新拠点が設立されています。
JETROホーチミン事務所の松本信之氏は、「政治・社会の安定性と高い経済成長性が、ベトナムの大きな魅力」と評価しています。一方で、複雑な行政手続きや法制度の未整備といった課題にも言及されています。
2025年1~4月の外国直接投資では、日本は第3位で、5億7,320万ドルを投資しています。これは全体の約10.3%を占めており、日本企業が今後も長期的視点でベトナムに注目していることがわかります。
▼出典
https://vir.com.vn/japanese-groups-eye-lucrative-arenas-128451.html